嫌われヤマアラシ。
僕に近づかないで。傷つけてしまうから。
でも本当はみんなみたいに愛したいし愛されたい。
神様、なぜこんな風にしたの?
大切な人が出来たって近づけないし、温められない。
神様は言いました。
「君には棘がある。でも心はとても温かい。」
心だけじゃだめなんだ。
みんなと同じがいいんだ。
寒い時や寂しい時は近づいて温め合いたい。
嫌われ者のヤマアラシ。
愛をひたすら探す。
どこにもないよ。
どこにあるの。
所詮僕は嫌われ者。
それだったらずっと1人でいいよ。
神様はもう1度だけ言いました。
「なぜ、棘を抜かないの?それはお前が自らつけてるんだよ。」
嫌われ者のヤマアラシ。
棘を全て抜きました。これでみんなと仲良くなれる。
君は誰?