- 内緒の詩 -

言えない内緒のうた。

嫌われヤマアラシ。

僕に近づかないで。傷つけてしまうから。

でも本当はみんなみたいに愛したいし愛されたい。

神様、なぜこんな風にしたの?

大切な人が出来たって近づけないし、温められない。

 

神様は言いました。

「君には棘がある。でも心はとても温かい。」

 

心だけじゃだめなんだ。

みんなと同じがいいんだ。

 

寒い時や寂しい時は近づいて温め合いたい。

嫌われ者のヤマアラシ

愛をひたすら探す。

 

どこにもないよ。

どこにあるの。

所詮僕は嫌われ者。

 

それだったらずっと1人でいいよ。

 

神様はもう1度だけ言いました。

「なぜ、棘を抜かないの?それはお前が自らつけてるんだよ。」

 

嫌われ者のヤマアラシ

棘を全て抜きました。これでみんなと仲良くなれる。

 

ヤマアラシヤマアラシではなくなりました。

 

 

君は誰?

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